Day-1:地ならし
2023年12月11日、週一の通い農業がスタートしました!北陸新幹線の「本庄早稲田駅」から車で25分、この日はレンタカーでの移動です。我々の畑は利根川沿いの三区画で、周りはネギをやってらっしゃる農家さんがいます。
先日公開した記事の中で、衛星Planet Scopeから撮った農地の画像も公開しています。
この日の作業は、元肥となる肥料などをまいて、作付けの地ならしを行います。作付けというと、種まきからイメージされる方もいらっしゃるかと思いますが、実は種まきの2週間前から、こうした畑の準備体操が必要になります。
肥料は一袋10−20キロの重さがあり、これを一袋ずつ半分に切って、腕で抱えながらまくのですが、これが重労働。普段、マウスとキーボードで働いている我々は、すぐに腕が上がらなくなりました(笑)
※(後日談)この時の反省を活かして、春作ではスコップを使ったのですが、3倍のペースかつ筋肉痛ゼロで終わりました!
さて、肥料をまいたら、今度はトラクターで土を混ぜる「耕運」です。トラクターはクラッチ操作が必要で、AT限定の人だと少し訓練が必要になります。しかし、20分もすればこの通り、上手に操作できるようになりました。ただし、畑の端でトラクターを切り返す必要があり、これが意外と難しい。。。うまく切り返さないと、満遍なく耕運できず、やり直しになるんですよね。農業、なかなかに奥が深いです(当たり前だろ!)
耕運ができたら、最後に寒さ対策の「マルチ」です。マルチを張るためのアタッチメントをトラクターに付けて、マルチを引っ張ります。今回は大根を植えることが決まっていたので、最初から穴のあいたマルチを用意しました。トラクターだと楽にできそうなのですが、真っ直ぐにピンと張るのが意外と難しい!1人が後ろに付きっきりになって、角度を見守ります。
仕上がりの写真はコチラ。大人4人、5時間で大きな区画2つに全てマルチまで張ることができました。この日は昼の気温が14℃、風もなくて日中は汗ばむほどでした。
作業の合間に隣の農家さんと話す機会があり、「この辺りは昔、ゴボウ畑だった」、「ここは水捌けが良くて、育ちが良い土地だよ」、「大根やるの?寒さ対策、しっかりしてね」、「東京から通いで!?それは面白いね」など、色々と情報交換をすることができました。こういった会話って、何かほっこりして良いですね。普段、東京では接する機会のない方々に出会えるのも、農業の魅力です。
Day1は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※この記事は、弊社のコーポレートサイトにある農業ブログに加筆・修正を加えたものです